コンテナハウスでおしゃれなデザイン性を発揮したい!内装・外装別のポイント

コンテナハウスでおしゃれなデザイン性を発揮したい!内装・外装別のポイント

コンテナハウスという短期間で仕上げやすい性質を生かし、斬新なデザイン性の家を作りたい人もいるでしょう。しかし初めてコンテナハウスを作る人にとっては、独自のデザインを反映させるためのヒントがほしいところです。

本記事ではコンテナハウスのデザイン性を引き出すヒントを求める人のために、内装と外装それぞれのデザインのポイントを紹介します。これを読めばコンテナハウスづくりを楽しめるきっかけを作れます。

 

内装デザインのポイント1: 全体の色づかいを意識

内装デザインのポイント1: 全体の色づかいを意識

内装をスッキリと見せるためには、最初には配色を意識することが大切です。インテリア全体の調和が取れた色づかいを心がけましょう。

 

壁、床、天井だけでなく、家具の色も意識しよう

キレイな色づかいには壁、床、天井などの配色に限らず、前の家から持ってきたり新しく買ったりする家具の色にも気を配りたいところです。

インテリアや大きな家具の一部がアンバランスな色をしているとそれ自体が浮いた存在となり、コンテナハウス内の統一感を損ねます。以上からコンテナハウスの設計段階から一体感のある色づかいを心がけましょう。

 

色づかいの3要素であるベース、メイン、アクセントカラー

キレイな配所のポイントは色づかいの3要素です。1つ目はベースカラーであり、これは床、壁、天井といった部屋を縁取る要素の色合いで、全体の7割を統一させることが大切です。

続いてソファーやカーテンなどの主要家具の色であるメインカラーを決めます。こちらは全体の2~2.5割にとどまるようにデザインしましょう。

最後にアクセントカラーです。インテリア全体と雰囲気の違った色をした小さな家具を置けば、挿し色効果を狙えます。主にクッションなどでアクセントをつけましょう。以上の色づかいの3要素を念頭におけば、おしゃれな内装を仕上げやすくなります。

 

内装デザインのポイント2: 開放感のある間取りを意識

コンテナハウスでおしゃれなインテリアを作るには、開放感のある間取りを心がけたいところです。

 

コンテナ内を広く見せて開放感アップ

素材となるコンテナは木造住宅のように大きさを自由に決められません。それだけに、設備や壁、扉などを組みすぎると圧迫感を覚えることもあります。コンテナという限られたスペースを有効活用して、床や壁などの見えるスペースを多く守りましょう。

複数のコンテナで家を組み立てるなら、連結部分の壁を抜いて開放感を演出できます。ほかにも窓などを使って日光が当たるポイントも生かしましょう。窓は特にコンテナハウスにおいて重要で、大きめのサイズを設けてコンテナの無機質すぎるイメージを取り除きたいところです。

 

斜めにコンテナをたてかけた家もある

内装の開放感を演出するために、一つ目のコンテナに二つ目を立てかけた工法もあります。二つ目が吹き抜けの役割を果たし、上方向の開放感を引き出すからです。外から見ても斬新で人目を引きやすく、オリジナリティを出しやすいと言えます。

コンテナ特有の圧迫感を減らすポイントとして、ななめのコンテナを設ける手法も考えられます。ただし、ななめにかけたコンテナが敷地内からはみ出さないなどの配慮が必要です。

 

外装デザインのポイント1: 入口は入りやすい印象に

外装デザインのポイント1: 入口は入りやすい印象に

コンテナハウスのエクステリアをおしゃれに仕上げるには、入口に注目しましょう。コンテナの特質を生かし、入口の雰囲気をキレイに見せることが大切です。

 

平面になりがちな入り口を生かし、入りやすさを演出

コンテナは箱型なので、入口も平面になりがちです。複数のコンテナをそれぞれの向きが違う形で組み合わせない限り、シンプルなシルエットになりやすいと言えます。

入りやすい雰囲気を出すために、入り口の扉や庭先の窓を大きくしてみましょう。入口などに植木などを飾る人もいますが、あまり置きすぎると生活感が出てしまうので、点数を抑える工夫が重要です。

扉や窓を有効活用したうえで、コンテナ前のスペースを大幅に確保すれば、重厚感で人を遠ざけやすいイメージを減らし、入りやすい雰囲気を出せます。

 

入口のカスタマイズは大規模でも大丈夫

建築用コンテナは輸送用とは違い、窓をはめ込むために開口しても一定の強度を保てます。建築用は柱と梁で重さを支えるラーメン構造だからです。これを生かして入り口を大きく設定することで、中だけでなく外からも開放感を味わえます。

以上からベランダや窓の玄関は、大きめのサイズを取ることで、コンテナでもなじみやすい印象をもてます。

 

外装デザインのポイント2: 周囲の景色になじみやすいデザイン性

外装の色づかいは、周辺の雰囲気も意識しながら仕上げていくことが大切です。

 

敷地周辺の景色を参考にしよう

外装の色づかいは、コンテナハウス自体の一体感だけでなく、周囲の景色も意識すればデザイン性をアップできます。たとえば周囲に緑の多い家なら、木製の外壁を設けてみましょう。木のぬくもりが周辺の緑とマッチし、隠れ家的なおしゃれ感を出せます。

住宅街にコンテナハウスを組む人もいるでしょう。そのときは周辺の家や道路などをチェックし、どのような色が多いかを見極めましょう。周辺の風景を参考にしたコンテナハウスのデザインは、浮きすぎることがなく近所からの印象もよくなります。

自身が使っている車の色を意識した色づかいでも、コンテナハウスから自然な雰囲気を出せます。

 

外装の色づかいをおしゃれに決める方法

エクステリア全体の色はひとつだけでなく、ベランダの窓や家の縁、屋根などのどれかを対比色にすることがおすすめです。こちらもアクセント効果でコンテナハウスをおしゃれにできるからです。

内装同様、外壁や屋根をベースカラー、階段や窓の縁をメインカラー、その他をアクセントカラーとして、色の配分を決めましょう。

 

まとめ

コンテナハウスは建てる人のセンス次第で、デザイン性を高く仕上げられる可能性があります。内装・外装の開放感や、一体感のある色づかいを意識しながら仕上げていきましょう。家の中だけでなく、敷地周辺の雰囲気ともなじんだ家づくりが大切です。 

「モデルノデザイン」では、オリジナリティあふれるコンテナハウスの建築を手がけております。お客さまの想いを反映した家づくりに全力をお尽くししますので、ご希望の方は弊社までご相談ください。