話題性抜群!コンテナハウスが近年ブームになっている理由3つ

話題性抜群!コンテナハウスが近年ブームになっている理由3つ

現在の住宅業界では世界的にコンテナハウスが注目を受けています。フランスでコンテナで組み立てた学生寮がきっかけとなり、世界各国でコンテナを建物として活用する例が増えました。

最近コンテナハウスを知った人の多くも、なぜ今ここまで話題性があるのか気になるでしょう。そこで今回はコンテナハウスの人気の背景を3つピックアップしました。これを参考にコンテナハウスの魅力を学んでみましょう。

 

コンテナハウス人気のきっかけはフランス

コンテナハウス人気のきっかけはフランス

現在は世界各国で話題性をもっているコンテナハウスですが、そのきっかけはフランスにあります。コンテナハウスがブームになった世界的な背景に迫ります。

 

フランス、ル・アーヴルでコンテナ寮が登場

2010年、フランスのノルマンディー地方にあるル・アーヴルでコンテナで作った学生寮ができました。貨物用だった中国製コンテナ100台を学生が住むために使うことは、当時としては斬新な発想でした。

25平米(約15畳)という学生用としては優れた広さですが、ひと月305ユーロ(約35,000円)で住める格安ぶりです。学生には優れた条件であり、見た目やデザイン性の斬新さも手伝って世界的な話題になりました。

 

2015年には上海で高級コンテナハウスも

2015年には上海でコンテナハウスが話題となり、そのデザインの自由度から高級化も可能であると証明しました。

上海でできたコンテナハウスは高級ホテルに匹敵するインテリアに加え、プールも完備しており、コンテナハウスの可能性を押し広げています。

このようにコンテナハウスは工夫次第で高級なものも作れます。建物としてのコンテナにある引き出しの多さは、世界的な注目の的であり、日本でも話題性が上がり続けています。

 

話題性の理由1: コンテナハウスはデザインの自由度が高い

話題性の理由1: コンテナハウスはデザインの自由度が高い

コンテナハウスの話題性の理由はデザインの自由度の高さです。1つだけのコンテナを活用するだけでも広い用途が望めますが、複数を組み合わせればさらにおしゃれで斬新なコンセプトを作れます。ドアや窓などの開口部分も好きな場所につけられることも大きいでしょう。

従来の木造住宅に劣らないカスタマイズの可能性がコンテナの強みです。住宅だけでなくカフェやトランクルーム、海の家などコンテナはさまざまな建物に作れる可能性を示しています。東日本大震災時には東北地方でコンテナを仮設住宅に使ったことで話題になりました。

内部ではコンテナの空間を生かし、自由自在なカスタマイズができます。外部では存在感を示すため、アート性を発揮したコンテナの組み方やデザインを実現できます。住む人の遊び心を反映しやすいこともコンテナハウスの強みです。

 

話題性の理由2: 工期が短くローコストで済むケースも

話題性の理由2: 工期が短くローコストで済むケースも

コンテナハウスは木造住宅よりも工期が短くなりやすく、ローコストで建てられることもあります。コンテナはもともと船舶や鉄道の運搬に使っていたことから、一定のスペースが保証できます。丸ごと建物に使い回したり、複数を組み合わせたりするだけなので、施工手順がシンプルです。

コンテナは最初から箱型として、すでに床、壁、屋根ができあがっており、ここが木造住宅との決定的な違いです。木造住宅はゼロから柱や梁などを組む在来工法が一般的です。最初から形を作るか作らずに済むかが木造住宅とコンテナハウスの違いと言えます。

コンテナの性質上、短期で完成させられるため、工費をローコストに抑えられる可能性があります。カスタマイズの自由度も高いので、木造住宅よりも安価でこだわりの建物を作れるかもしれません。

単独のコンテナなら引っ越し時に丸ごと動かせることもあるなど、手軽に扱えることもコンテナハウスの強みです。以上からコンテナハウスはシンプルに建てやすく、従来の木造住宅よりもローコストで済ませられる可能性があるのです。

 

話題性の理由3: 木造住宅に負けないほど住みやすい

話題性の理由3: 木造住宅に負けないほど住みやすい

コンテナハウスは木造住宅に負けないほど住みやすいこともポイントです。コンテナが鉄でできていることから、夏は暑く、冬は寒すぎないか心配という人もいるでしょう。実際はコンテナハウスでも従来の家と同じように断熱材を導入できるので、快適性を引き出せます。

木造住宅と違って燃えにくいこともコンテナハウスのポイントです。材質である鋼鉄が不燃性であり、準耐火建築の基準を満たしやすいことも話題性につながっています。

コンテナハウスは耐震性に優れているところにも要注目です。もともと大量または大型の荷物を運搬するものなので、頑丈さは木造住宅以上と言えます。近年は耐震構造の住宅やマンション・アパートに注目する人も多い状況ですが、地震に強い家選びではコンテナハウスも選択肢に入ります。

重厚なつくりであるコンテナは、木造住宅よりも気密性に優れており、遮音性もハイレベルです。以上からコンテナハウスの住みやすさは木造住宅にも負けません。

 

まとめ

近年はコンテナハウスが話題です。その背景は短い工期かつローコストで自由度の高いデザインを作れる可能性です。もともと頑丈な性質なので火事や地震に強いこともポイントです。こうした従来の住宅にはない魅力がコンテナハウスの話題性につながっています。

「モデルノデザイン」は長く幸せに住める家づくりをお手伝いする会社であり、コンテナハウスも手がけております。コンテナを使って遊び心を生かしたデザインだけでなく、防災面でも住みやすい家づくりをお心がけいたします。私たちとともに素敵なコンテナハウスを建てましょう。